自分のことが好きになった、ある中学生のお話

誰もが天才自分らしく生きるSQ教育を提唱する

NPO法人アイアイスクールの後藤紀子です。

 

今回は、アイアイ塾を卒業した、ある中学3年生女子のエピソードを

ご紹介します。

 

半年前のことです。

「娘がリストカットをしている」

と、お母さんから聞きました。

 

「自分のこと好きじゃない」

自信がない」

生きていても面白くない」

そう、本人は言っていました。

 

アイアイ塾に通いながら、個別のセッションもやってきました。

自分を好きになるワークと一緒に

自分をほめることを勧めました。

 

最初のうちは、

「絶対にやりたくない、自分をほめるなんて絶対に嫌だ」

と拒否していましたが

毎日ひとつでもいいから、自分をほめてみようと約束をして

LINEでも毎日力づけをしていました。

 

そうしてワークに取り組み始めて1か月後、少し元気になった頃、

「死にたいって思わない」

「勉強はやりたくないけど、部活はやりたい」

そんな言葉が出てくるようになりました。

 

リストカットもしなくなりました。

あまり笑わないけれど、学校で自分のやりたいことに挑戦し始めました。

 

そこから自分なりのプロジェクトを創っていきました。

プロジェクトとは、なんでもやりたいことを見つけていって、

それに対して、プロジェクト名を創って、

目的、目標、実践項目と創作していくもので、

まさにSQの智恵を使っていくものです。

アイアイ塾で大事なのがここで

「自分が誰であるのか?

誰としてこのプロジェクトを実践していくか」なのです。

彼女の種(自分は誰ですか)は1年前からずっと「挑戦の人」です。

これはいつも変わらず据えています。

 

 

●大好きな友達と仲良くすること

●部活で県大会に出場する記録をつくること

●行きたい高校に向けて勉強をやること

この3つを、プロジェクトの「目標」に決めました。

 

そして毎月、この3つの「目標」について、今どこにいるかということを

話すようにしました。

 

そして半年たった今、「あれ、顔の表情が全然違う?」と気づいたのです。

これまでは、かるく化粧をして参加してきていたのですが、

今はすっぴんなのに、お顔がハレバレ、とってもきれいで イキイキしている!!

 

「雰囲気が変わったね」と、伝えたら

「友達にも言われている、明るくなったって」

「最近好きな男子がいて、自分から告白もした。

速攻振られちゃったけどすっきりしているの。

言わないでいたほうが嫌だから、はっきり付き合ってって言えたから。

だって、わたしの種は挑戦だから」

 

 

そんな話をしてくれました。

そして笑顔です。

「どこが一番変わったと思う?」と聞いたら、

「自分を好きになった」と答えてくれました。

 

 

今は高校受験に向けてコツコツ勉強しているそうです。

県大会には行けなかったけど、最高記録は出せました。

とっても満足な結果を出せました。

友達は県大会に行ったので思いきり応援に行けました。

そして感動して泣きました。

中2病から卒業できた女子のお話です。

この話をシェアしてもいいかと聞いたら、いいとのことでしたので

シェアしました。

 

アイアイスクールに通うようになってから1年。

「自分が誰か」を創作することが当たり前になり、

「挑戦」という種から生きる、ということが彼女の中に根付いています。

 

なんでも好きなことを思いっきりやると見えてくるものがある。

そして失敗なんて何もないんだなと思います。

このような奇跡の成果が生まれるのがSQ教育です。

どんな未来がくるのか、何も決まっていないのですが、

SQの智恵を培っていくと

全く未来が変わっていきます。

 

 

 

 

 

 

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