「誰として生きる」を創作するアイアイ塾

誰もが天才、自分らしく生きるSQ教育を提唱する

NPO法人アイアイスクールの代表の後藤(石井)紀子です。

 

先日、自宅訪問のプライベートアイアイ塾のリードに行ってきました。

参加しているのは、中学2年生のKくんです。

今回はプラモデルを作ってきたというお話からスタートしました。

 

 

作ってみてどうだった?という感想をきくと

 

「しょぼかった・・・・」

 

「しょぼいってどういうことなの?こんなに丁寧に細かく作れているのに。わたしは、

すごいのを作ったと思うだけど・・・」

 

「自分の思ったのとは違うものが出来上がったんです。。結構高いのを買ったのになあ」

とのことでした。

 

 

車が大好きなKくんは次回はスポーツカーを作ることにしているそうです。

 

そして週末に、お母さんと弟とゴムボートをもって、川に行った話もしました。

ですがそれも

 

「しょぼかった・・・」という体験の感想でした。

 

水が浅く、ボートが流れなかったそうです。

 

 

これはもしかして・・・

 

Kくんはどんな創作をして川に行ったのでしょうか?

 

ここから、アイアイ塾の問いがスタートします。

 

ちょうど今回はアイアイ塾の♯4。

「あなたは誰ですか?」を創作するところです。

 

自分がどんなところにいるのか、どんな場に生きているのか

その探求がSQ教育でもあります。

どう生きていくのか自分で創作することができるのが、

SQ教育の醍醐味なんです。

ここはちょっと説明が難しいところです。

また詳しく別のブログで書きます。

 

Kくん自身が「しょぼい」という器、場に生きていたのでしょうか?

という問いが生まれてきました。

 

そこで、Kくんはある体験も思い出してくれました。

1年前の中学1年生の夏の県大会での陸上競技の結果についてです。

この結果も

 

「しょぼかった・・・」

 

そういう解釈の中にいたのです。

 

ほんとうにそれは、しょぼかったのでしょうか?

私なんて(比較しても仕方ないのですが)足が遅いし、

県大会に出るなんてあり得ない運動音痴です。

運動音痴も解釈ですが、例えば、100メートル走タイムが15秒(?)だとします。

そうすると、予選で落ちます。

だから県大会には出場できません。ただそれだけのことですよね。

 

Kくんは、自分のことを「しょぼい」と解釈していたのですね。

隣のレーンを走っている人は、どんな人かもわからない人です。

例えば、すごい桁外れな努力をしているとか、もともと全国大会レベルの人だったのかもしれません。

 

そんな人と比較しても仕方ありません。

 

なので、今回は新しい自分の「誰」を創作することにしました!!!

 

創作する時は、まっさらなキャンバスのイメージです。

今までのことは水に流して、新しい自分を新しく創作するのがアイアイ塾の面白いところなのです。

 

新しいアイデアをもらうために、とってもいいツールがあります。

それはこちらのアイアイカードです。

 

 

 

 

 

 

 

 

新しい言葉がすぐに浮かばないとき、わたしは、

カードからインスピテーションをもらっています。

 

「何のための試練か?」というカードがぴょんと出てきました。

 

試練なんだね、今・・・

 

では誰として生きようか?と聞くと、

「挑戦」という言葉が出てきました。

学校へ行っていないKくん。

 

これを試練とみるのか、挑戦とみるのか、

起きることをどうとらえていくのか?

 

この創作的に生きることの醍醐味がSQの智恵です。

正解も不正解もありません。

 

次回も引き続き、創作についてです。

 

行き当たりばったりの川下りから、創作的な

川下りにシフトできるのか、お楽しみに!!

 

 

 

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